日常の変化には気が付きにくい。
それは緩やかに変化をするからだ。
悪くなるにせよ、良くなるにせよゆっくりと普通は変化する。
ところが、私は一気に日常が変わった。
その時は、膨らんだ風船が何かの圧力で割れたような感覚であった。
風船の中の空気が外界へと散らばるように、私の考えも散らばっていった。
簡単に言うと支離滅裂なことを発言するようになった。

それから一年で普通の考えが出来るようになったのは自分でも驚くべきことだ。

今はあの時あふれ出た思考をかき集めようという気はない。
それは不可能なことだと承知だからだ。
風船の中の空気は割れた風船の中に入ることは不可能なのと同じことだ。

そんなことをせずとも新たに風船を膨らませればいい。
今はそのように思っている。