人は話が出来ることが他の動物とは違うところだそうです。
これは科学が進歩し気が付いたことです。
同じようなことを17世紀に言っていた人がいます。
フレーズ・パスカルです。
彼の有名な言葉に「人間は考える葦である」というものがあります。
これは、人間は脆弱な葦が考えるように考えなさいという意味です。
裏を解せば、考えるという事は、人間にとってそれほど重要ではないという事です。
話すことが出来ることが大事だとはパスカルは言ってはいませんが、考えるという事のほかに大切なことがあるという事をパスカルは言いたかったのかも知れません。

「外界の認識が科学だ」、とは私が精神疾患に苦しみながら書いた文章の中にあったものです。
精神を患うとまともな思考が出来ないと一般に考えられています。
けれど、今でも昔の精神疾患のひどかった時の文章から得られることは多くあります。

私の場合は思考ではなく、話などの外面的なところに精神疾患の症状が現れました、
その時は私は傲慢で自分は何でも考えることが出来る気でいました。
そうではなく、葦のように考えなくてはならなかったのかも知れません。