精神的な病気が酷いときは、自分が精神的な病気だという自覚はない。 私がそうであった。 精神的な病気もピークを過ぎると、だんだんと自分が精神的な病気だ という自覚が持てるようになってくる。 そのときの絶望といったら、言葉で […]

私は精神的な病気のため、月に二回ほど憂鬱な気分になることがある。 定期的にそれが来ればいいのだが、不定期に来るので予想は出来ない。 その憂鬱なときはもちろん事業所に来たくないし、仕事もしたくもない。 だけれど、そんな日も […]

精神的な病気に必要なことは落ち着きだと思う。 私は精神的に酷かったとき、それがなかった。 これは何も身体的な落ち着きだけではない。 頭の中が落ち着かなくなるのだ。 今は以前の状態が嘘のように落ち着いている。 この落ち着き […]

最近、思考力が回復しているなと感じる。 以前は本はおろかテレビですら見られなかったのだ。 それが、今では数学の簡単な専門書を読めるまでに回復した。 病気になったばかりのころは、出来ることを数えていたが、今では出来ないこと […]

生まれたての赤ちゃんには本能で生きて行くだけで、 心の変遷は見られない。 いつから心が出来上がっていくのだろう・・・。 父親、母親や周りの大人たちが精一杯愛情を掛けて微笑み返すのは 半年も過ぎた頃だろうか。 近くであやし […]

私は生まれたときは健常者だったのだ。 それが、小学生のころに足が悪くなった。 以前は健常者だったので、私には健常者としての自覚がある。 その健常者としての灯火は消えそうになることはあっても、 今までに一度たりとも消えたこ […]

僕は精神的な病気だが、精神的な病気だと見なされることを極度に嫌う。 だから、事業所で働くことすら最初は抵抗を感じていた。 でも、上を目指すためのステップだと考えて事業所で働き始めた。 働くうちに、将来を展望できるようにな […]

今日は私の誕生日でした。 またまたサプライズがありました。先日の決起大会でも、まだ誕生日が先だというのにバースデーケーキを用意してくれて感動しましたが、今日はもっと感動しました。 なんと、私が自転車に乗って走り回っている […]

私は精神的な病気になって気づいたことがある。 それは、情緒というものは頭が働くときではなく、働かないときにこそ育まれるということだ。 私は一年前まで、小説を読むことさえ出来なかったのだ。 けれどそのときは、花などを見て美 […]

私には目標がある。 その目標地点は視線の遥か彼方にある。 以前はそう遠くにはなかったのだ。 精神的な病気になる前までは。 その目標を達成するには、少し遠回りをせねば行かなくなった。 というのも別の目標地点にまずは行かなく […]