私の過去
私は生まれたときは健常者だったのだ。
それが、小学生のころに足が悪くなった。
以前は健常者だったので、私には健常者としての自覚がある。
その健常者としての灯火は消えそうになることはあっても、
今までに一度たりとも消えたことはない。
だから今でも、健常者として働く日を夢見る。
身体障害者でも健常者として働ける場所、それは頭を使う仕事だ。
だから、私はそのような仕事に就こうと努力をしていた。
けれど、二度目の悲劇が私を襲った。
精神的な病気になってしまったのだ。
精神的な病気が落ち着いたとき、私は人生が終わったと感じた。
けれど、今では再び大学を目指せるまでに精神的な病気は回復している。
人生は捨てたものではないのだ。