障がい者の方を6時間勤務にすると、1事業所で毎月約100万円の赤字を覚悟しなければならない。

今、障がい者の方を雇用しているA型事業所と言われる就労施設は、4時間勤務が圧倒的に多い。

4時間勤務であれば、毎月の収支が赤字になるリスクが少ないからだ。

この4時間勤務を6時間勤務に変えると、毎月約100万円の赤字を覚悟しなければならない。時給は720円でも。

しかし、法規制により一般企業が障がい者の雇用を増やしている現状を考えると、4時間勤務の時給を上げるか6時間勤務にしなければならない。

4時間勤務の障がい者の方は、退院したばかりの方が多く、まだ精神的に安定していない人が多いので、当然に生産性は低い人が多い。
また、6時間勤務希望される方はほぼ症状も安定しているので生産性は高まる可能性があるが、現実はスキルが低い人が多い。

今後、(社)障害者自立支援協会グループが取るべき道は、6時間勤務者を増やし、生産性が高い人を如何に確保するかということになる。

それには、自前の職業訓練学校を早々に立ち上げて生産性が高い人を育成しなければならない。

生産性イラスト棒グラフ

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