障がい者事業所の月間売上150万円は大変厳しい

先日の市の定期検査で、外部収入が少ないことを指摘された。この事業所は、パソコンができない障がい者の方が勤務する事業所。

障害者総合支援法では、利用者(障がい者)の賃金は外部収益で賄うことと規定されている。

このままでは次期更新申請は承認されないだろう。
しかし、毎月150万円の外部収入を稼ぐことは、スキルが無い障がい者の方には至難の技。
いろいろ考えているが、なかなか解決策は見つからない。(≧∇≦)

障がい者事業所の月間売上150万円は大変厳しい” に対して1件のコメントがあります。

  1. しろうさぎ より:

    パソコンができないのは、そもそもの基本概念を理解してなくて、目の前の仕事に関する手順を丸暗記するだけの人が多いので(学校の受験勉強方式が抜けてない)
    いざ応用編で「じゃあこの仕事を通して学んだ技術はこう使えるんじゃないだろうか」と新しくスキルを身に着けるきっかけにもならないのも問題と私は思います。

    手とり足とり教えるには、技術を持っている人の教える時間やリソースが足りない。
    知識はコピーできても、経験や感覚はコピーできない。
    パソコンスキルは本を読んで「なるほど、そうなのか」と納得するだけや、
    人から仕事として言われてムリヤリやって「やった、終わったぞー!さあ明日から遊ぼう」という夏休みの友的な姿勢では実力は身に付きません。

    スポーツや職人芸、料理やダンスのように「読んで理解して、実践して修正して何度も繰り返す」うちに高いレベルの技術が身に付く類のスキルと思います。
    と、プログラミング、CG、漫画、音楽を実際作ってみてそう感じました。
    これら「利益を生み出すコンテンツを産むPCスキル」は学校の授業方式で「ホワイトボードで先生が解説するのを聞いて、教科書にそって、先生の言うとおりにキーボードに触らせて」も絶対身に付きません。
    せいぜい「スイッチを押したらエサが出てくる」のがわかっているハムスターのように「ここおして、ここを押したらこうなる」しか学べません。「なぜここからエサが出てくるのか?どういう仕組みでここにでるのか?自分はなぜここにいるのか?いなければならないのか?」こういった疑問がわいて、自ら自分の今いる場所の調査をし始めない限り、絶対に「本来の技術やしくみ」にはたどり着けません。

    現在の自分と世界の仕組みに疑問を持って調査しない、仮説を元に実験して確認しないというのも原因と思います。
    日本人は戦後、GHQの戦略によって思考力をわざと混乱させられ、情報と知恵を混同しているのでこれは仕方ないかもしれませんが、今、周りにあるものはほとんどが「情報」ということを知っておかないと「情報がたくさんあるのになぜ現状は打破できないんだろう」というドツボにハマります。

    それは「自分でデータを取ったり、分解したり、マネしてゼロから作ってみたり、原材料を予測しながら作ってみたり」仮説をもとに実験をせず、どこかの誰かが適当なバイアスかけて作った情報を足場に考えているからです。

    「知恵(自ら調査し、体験して身に付いたスキル)」は自分の経験を元に作られた技術なので、確かな結果が返ってきますが、「情報(うのみ)」は時代やルールによって簡単に変わります。そこを理解しないまま、ただ学校の評価価値の言うままに「100点取ったら頭いい、0点はバカ」というフィルターにかけてふるい落とした結果、本当の知能とは何かわからないままに大人になってしまったので、いくら周りが「PC勉強したらラクに時給稼げるよ」といっても、「勉強の仕方がわからない」というマヌケな疑問で立ち止まったまま先に進めない、という状態になってると私は予測しています。

    また、一般日本人の傾向として「1+1=?」という問題を解くのは得意ですが、「●+▼=2」という形式の問題を解くのが下手な人が多いと思います。問題や目標を「用意してやれば」解けるのですが、自分で目標を立てて進んだり、現在起きている事象の原因は何によって起きてるかを調べる探偵的能力が薄いと感じます。
    (私は転職が多かったのでいろんな例を見ましたが、全体的に低賃金の人ほど、この探偵能力・問題解決能力が薄く、目の前で起きていることしか対応していない、根本的原因を解決するための毎日15分の努力をやってない人が多すぎました)

    そこで、むしろ、答えとヒントだけ先に用意して、実践させつつ議論してはどうかと思います。
    就業後1時間を使って、スキル向上のための実践授業を行います。

    3人程度で1グループを作り、やってほしい課題を出します。一応グループ分けしてますが、ルールは特にありません。
    「どんな手を使ってもいいから、自分たちの力で問題解決できたらOK」なので、別グループに知恵を求めようと、どこかから先生を引っ張ってこようと自由です。

    私はこのやり方を「無人島方式」と呼んでます。
    「殺人と窃盗以外、何をやってもいいから1か月1人で無人島で生き残れ」というわけです。はっきりいって優しい教え方ではありません。生存本能に訴える方法なので、多少危険を伴います。
    「遅刻してはいけません、テストの点が悪かったらダメです」など末端の結果をいちいち指摘するのではなく、
    ざっくりテーマや目的だけ出して、勝手にやらせて、出来上がった完成品だけで相手を評価します。図工の授業に近いです。

    グループで
    「こういう絵を作るにはどういう手順で書けばできるか?」
    「こういうプログラムを作るにはどうしたらいいか?」
    話合わせ、できないならできる人を探して説明を依頼したり、個人でできないなら集団で学ばせる形を取らせます。
    ヒントは教えますが、手は出しません。
    やり方を教えることは簡単ですが、試行錯誤しないとオリジナルの解決法は見つかりません。
    教師が教えるやり方以外の解決法をそれぞれが生み出すこと、それが学びの本質だと思います。
    結果さえほぼ同じなら、それに至るまでの道はそれぞれが持つスキルごとに決めていい。

    崖を登ってたどりついてもいいし、山を登って川を下ってもいいし、壁を乗り越えてもいいし
    空を飛んでたどりついても、だれも文句言いません。
    それを学校は「この道を通って、この曲がり角をまがって、この木の前で休憩して」と遠足の引率のように過保護なので、無意識で学生は「教師のやってる通りにやればいいや」と思い「ルートの丸暗記」しかできなくなります。

    学びとは「この地点がゴール、証拠としてここで~を取ってこい」とだけ示して
    一斉に個別に山を登らせることに似ています。

    川の知識のない人は川ぞいにテントを張るから、鉄砲水や落雷によって死ぬし、
    ハンググライダーのスキルがないのに、できる人のマネをして空からゴールを目指そうとしたら死ぬ。

    要するに失敗とは「自分の持つスキル、持っている情報、装備、判断力、知識、体力、技術」がその問題にあわない、うまく融合させられず、明後日な方向の道を選んだから死ぬ(失敗)するわけです

    まず「自分は何が得意なのか?何ができるのか?人脈はどれくらい使えるか?持っている道具、専門知識」などを
    洗いだしてみるのも必要かと思います(エゴグラム等を使って洗いだす)

    私は1か月、シンガポールの語学学校に通ったことがありますが、そちらもスタンフォード大っぽい実践授業が中心でした。時には教室から出て外に実践に行くことで学びます。(たとえば「タカシマヤの商品の写真を見せて、それが何階のなんという店で売ってて、いくらかを店員に英語で質問し、証拠写真をとって、調べてきなさい」といったオリエンテーリング授業がありました)

    こういった実践形式「少ない人数で行動させるか、単独で行動させて」自分で頭使って問題解決しないとクリアできないという形にしない限り、ドリルみたいに「回答時間になれば、答えが出てくる」方式の勉強はいくらやってもスキルになりません。

    ヒントやゴールや関連単語は教えるが、PCのやり方を学ぶには「やり方を教えない」ことです。

    「どういった単語を調べれば、関連情報が出るか?」といった問題解決能力にかかわる想像力を鍛えるには、基本
    「やらないと殺される」レベルの恐怖か「ものすごくやりたい興味」がないと身に付きません。
    恐怖やストレスや興奮材料がないから、ドーパミンが出なくて脳が覚醒しないのです。

    ドーパミンを出すには本能や好みに訴えるやり方が一番いいです。
    いっそ「エロいグラビア作りから学ぶ、グラフィック加工テクニック」とか
    本人がもしも「魚が好き、車が好き、歌が好き」なら、それに合わせて「ひたすら魚の写真を切りぬく方法」とか
    「歌をPCに取り込んで加工する方法」など

    「学ばせたい技術+本人の好み」に合わせて、必要URL等だけ送ってその記事を見ながら実践させる
    というやりかたから、やがて「必要な情報は想像し、検索して調べる」にシフトさせるしかないかと。

    障碍者の低賃金問題は「障害そのものの症状がスキル修得に影響を及ぼしている」場合と
    「学びの姿勢が身についていない」原因両方がかかわっていると思います。

    とりあえず障害そのものはSiriやアプリの力を借りて、遅くてもできる状態にし
    学びの姿勢は会社でセミナーを開いて教えてもいいかもしれません。

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