医食同源
医食同源(いしょくどうげん)とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。
「医食同源」という言葉自体は中国の薬食同源思想から着想を得て、近年、日本で造語された。この言葉「医食同源」は発想の元になった中国へ逆輸入されている。
初出は1972年、NHKの料理番組『きょうの料理』の特集「40歳からの食事」において、臨床医・新居裕久が発表したもの(NHK「きょうの料理」同年9月号)。これは健康長寿と食事についてのもので、中国に古くからある薬食同源思想を紹介するとき、薬では化学薬品と誤解されるので、薬を医に変え医食同源を造語し、拡大解釈したものであると新居裕久は述懐 している[1]。
これは造語だったんですね。
ですが・・もともとはやはり薬草から来ている言葉。
薬草と言っても本来は植物。
分かり易く言うと・・例えば刺身につける青シソとわさび。そしてつまとして下にしいてある大根。
紫蘇には鎮静、健胃、殺菌、解毒があり,わさびには食中毒の原因となる菌の増殖を抑制する働きがあります。
大根の根の部分には、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれているほか、グリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、
食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれる効果があるのです。
刺身は生で食べるので食中毒を起こさにようにするための昔からの知恵だったんです。
飾りでついてる訳ではないのですね。
植物にはそれぞれ大地からの色々な栄養が沢山吸収しそして太陽を浴びることで光合成を行ない、
さらに栄養分を蓄えていきます。
そして食事をきちんととることで一日のリズムを整えていく。
そんな自然からの栄養をしっかり体に取り入れることで体も丈夫になると考えられます。
それはお菓子やケーキなど加工したものでは取れない栄養素だと思います。
カロリーは十分にあっても人間として必要な栄養や菌を退治するための治癒力などは作り出せないのです。
カロリーだけ取れば良いということではないのですね。
体も丈夫になれば自然と心も丈夫になります。
体も心も丈夫になれば・・もう薬は必要ないですね。